ゼレンシキー宇大統領、シュミハリ前首相を国防相職に推薦
動画
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、同日最高会議(国会)により解任されたシュミハリ前首相を国防相職に推薦した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今日私はすでに、新しい国防相としてのデニス・シュミハリ氏についての最高会議宛文書に署名した。国防省を通じて、戦略産業分野も管理されていく」と発言した。
同氏はまた、ヘルマン・スメタニン氏は、「ウクルオボロンプロム」社を率いていくと伝えた。その際同氏は、シュミハリ氏とスメタニン氏は、ウクライナ兵器の生産を拡大するという課題があると強調した。
同氏はそして、「私たちの国家の独立の期間において、かつてなく、はるかに多くのウクライナの武器生産が行われている。量は確かに多い。しかし、もっと必要だ。そして、戦争がやってきた起点であるロシア領に戦争を押し返す私たちのさらなる能力が必要だ。彼らが、自らのしたこと、プーチンによる停戦拒否、真の平和拒否の代償を感じるようにするためにだ」と発言した。
さらに同氏は、ウクライナは新内閣発足後6か月間でウクライナ産兵器の生産を全体の50%の水準を達成しなければならないと発言した。
これに先立ち、ウクライナ最高会議は16日、デニス・シュミハリ首相の辞任を承認していた。同決定を受けて、内閣が総辞職している。