トランプ米大統領、ウクライナのためにNATO諸国が米国製兵器の支払っていると発言
ウクルインフォルム
米国のトランプ大統領は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国との間の合意により、それらの国々が米国製の兵器を購入し、ウクライナにそれを供給することができると発言した。
トランプ大統領がNBCニュースとのインタビュー時に発言した。
トランプ氏は、「私たちがNATOに兵器を送っており、NATOがその兵器の代金を100%支払っている。つまり、私たちが行っているのは、送られる兵器はNATOへ向かい、NATOがそれらの兵器を(編集注:ウクライナに)供与し、NATOがそれらの兵器の代金を支払っているということだ」と発言した。
また同氏は、その合意は先月ハーグNATO首脳会議で達成されたものだと補足した。
そして同氏は、「私たちは『パトリオット』をNATOに送るし、その後NATOがそれを分配するだろう」と述べた。
同氏はその他、ロシアの対ウクライナ戦争の情勢にもコメントする中で、「私はロシアに失望している。しかし、今後数週間に何が生じるか見てみようではないか。(中略)私は、月曜日には、ロシアに関して重要な発言を行うと思う」と述べつつ、詳細は明らかにしなかった。
加えて同氏は、米上院が、グラム議員が作成したより強力な対露制裁法案を承認することを期待していると述べた。その際同氏は、「彼らは非常に強力で、とても痛みを覚える法案を採択する。しかし、大統領には、それを使うかどうかを決める権利が残される」と発言した。
写真:ホワイトハウス