
「ウクライナはまだ防空システムが必要」=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は24日、ウクライナはさらに防空システムが必要だと発言した。
ゼレンシキー大統領がハーグで開催される北大西洋条約機構(NATO)の会場に到着してから、ルッテNATO事務総長との記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちはまだ防空(システム)が必要であり、私たちはまだその方向でパートナーから支援を受けており、その継続をあてにしている。また、(兵器の)共同生産と軍事支援の拡大にも期待している」と発言した。
同氏はまた、ウクライナの防空強化は昨年のワシントンNATO首脳会議の際にも話し合われたことだと伝えた。
そして同氏は、「昨年開催されたワシントン首脳会議の決定は、非常に重要だ。その方向が変わっていないことが重要だ」と発言した。
同氏はさらに、ウクライナへの支援につき、パートナーたち皆に謝意を伝えた他、ルッテ事務総長にも別途感謝を伝えた。
なお、24日、ハーグにて、2日間の日程でNATO首脳会議が始まっている。