豪州提供の戦車「エイブラムス」、第一陣はすでにウクライナへ発送済み=報道

豪州提供の戦車「エイブラムス」、第一陣はすでにウクライナへ発送済み=報道

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オーストラリア政府がウクライナに供与を約束していた戦車「M1A1エイブラムス」49両の内一部は、すでにウクライナへ向けて発送されているという。

オーストラリアのABCが報じた

報道には、「ゼレンシキー宇大統領は、中古の『M1A1』戦車が輸送されることを確認した後、ローマでの夜通し会談で、アルバニージー豪首相に感謝の意を表した」と書かれている。

ABCは、49両の内最初の戦車の貨物船に積み込む作業が最近始まったことを確認したが、政府は現在の場所や欧州への到着予定日については「安全保障上の理由」で明かしていない。

また、ABCは、オーストラリアは、米国製の同戦車の第三国への輸出のために米国の承認を待たねばならなかったことを喚起している。

さらにマルラス豪国防相は、ABCに対して、豪政府関係者はウクライナと米国との間で、ウクライナに約束した支援の発送、戦車の到着のために、非常に緊密に協力してきたとコメントしたという。

マルラス氏はまた、「第一陣の輸送は、すでにもうしばらくの間道中にあるが、私はその具体的な内容については言及しない」と発言した。

これに先立ち、2024年10月、オーストラリア政府は、総額2億4500万ドルの軍事支援パッケージの一環で、ウクライナに対して戦車「エイブラムス」を数十両発送すると発表していた。

その後、オーストラリアによるウクライナへの戦車「M1A1エイブラムス」の引渡しは、米国が許可を渋っていることにより、停滞していると報じられていた。

5月18日、ゼレンシキー宇大統領は、アルバニージー豪首相とローマで会談した際に、ウクライナへの戦車「エイブラムス」供与をはじめとする包括的支援につき謝意を伝えていた


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