ロシアの2025年の計画はウクライナ東部2州の制圧=宇軍事情報機関
ウクルインフォルム
ウクライナのスキビツィキー情報総局副局長は、ロシア連邦の2025年の計画はウクライナ東部ドネツィク州とルハンシク州の2州を制圧することと、すでに制圧した他の領土を維持することだと指摘した。同時に同氏は、より広範な計画は、ウクライナ全土を政治的にコントロールすることだとも述べた。
スキビツィキー副局長がRBCウクライナへのインタビュー時に発言した。
スキビツィキー氏は、「ロシア首脳陣の計画は常に修正されている。現時点でロシアが2025年のものとして定めた基本的な目的は、ドネツィク・ルハンシク両州全土の制圧、いわゆるロシアの特別軍事作戦の課題遂行、制圧した領土(編集注:ヘルソン州、ザポリッジャ州、クリミア)の支配維持だ」と発言した。
同時に同氏は、クレムリンの総計画の話をすれば、それは1992年ソ連崩壊時から変わっていないとし、「私たちの国の支配を得ること、私たちの国への直接の影響力を得ることだ。それが、長年のクレムリンの基本目的の1つである。ウクライナは、強力な防衛産業コンプレクスであり、産業であり、類似の言語と長年の著しい歴史的成果を持つスラヴ人の十分な人的リソースである。さらには、それは大きな領土であり、それによりロシアはNATO諸国と自らの国境の間にいわゆる緩衝地帯を作ることができる」と発言した。