ゼレンシキー宇大統領、安全の保証につき「NATOでないなら、強力なウクライナ軍と外国軍の駐留」
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、同国が北大西洋条約機構(NATO)に加盟することで安全が確保できないのであれば、効果的な安全の保証となり得るのは、強力なウクライナ軍と外国軍のあり得る駐留だと発言した。
ゼレンシキー大統領がアンカラ訪問時にトルコのエルドアン大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今日、欧州、北大西洋条約機構(NATO)加盟国、米国は、当然、ウクライナに希望や、強力な安全の保証への信頼を与えることができるはずだ。ウクライナがNATOに加盟すると信じさせることだ。しかし、私たちは現在、米国からそのような支持を聞いていない。私たちは、米国と他に欧州のいくつかのパートナー国が、私たちのNATO加盟を支持していないことを知っている。私は、それはロシアの大きな願望であり、それがこの結果を一致していると思っている。そうであれば、機能し得る安全の保証として残っているのは、強力なウクライナ軍と、他国、すなわち、欧州、米国、私たちのパートナーたちの軍のあり得る(編集注:ウクライナへの)駐留である」と発言した。
また同氏は、ウクライナに国際部隊をは派遣する問題は今日、エルドアン土大統領との会談時にも話し合われたと伝えた。
その他同氏は、安全の保証と今後の交渉に関して、たとえどれだけ困難であろうと「ウクライナはロシアに占領されているウクライナ領を(編集注:ロシア領として)承認することはない」と断言した。その際同氏は、「私たちの東部、私たちのクリミア、その他の私たちにとって重要な全ての町、村」をロシア領として認めることはないと述べた。
写真:AA