「諸外国からは旅団2個半分の兵器受け取った」「必要なのは10個分」=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、現時点でパートナー国は旅団2個半分の武器を受け取ったが、必要なのは10個分だと発言した。
ゼレンシキー大統領がスカイニュースへのインタビュー時に発言した。
ゼレンシキー氏は、「私たちには旅団が10個あるが、私たちのパートナーは彼らに武器を提供していない。私は、1年前に、私たちには武器が必要だと述べたが、現時点で、欧州も米国もそれを実現していない。今日の時点で、2個半の旅団が装備を得ている」と発言した。
その際同氏は、動員年齢を下げるべきだとする複数の国の首脳の発言を批判した。同氏は、「私は現在、動員などに関する複数の首脳の立場について話さない。私は、彼らに1つ質問する。何を望んでいるのだ? 彼らが十分な武器がなくて死ぬことか? あなた方は、私たちが若者を動員することを望んでいるのか? しかし、度の旅団へだ? 彼らはどの武器で戦うのだ? それは無責任だ」と発言した。
これに先立ち、ロイター通信とAP通信が、米国高官の発言をもとに、バイデン米政権が18歳以上の人物の軍への徴兵とウクライナ軍の迅速な兵員増加を目的とした動員法の見直しをウクライナに求めていると報じていた。
また、サリヴァン米大統領国家安全保障問題担当補佐官は、ウクライナには前線の立場を強化するために、武器の他に追加の人的リソースが必要だと発言していた。
写真:大統領府