ゼレンシキー宇大統領、40か国以上参加のウクライナ武器供与協議から遠距離砲供与を期待

ゼレンシキー宇大統領、40か国以上参加のウクライナ武器供与協議から遠距離砲供与を期待

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、40か国以上がオンラインで参加する23日開催のウクライナ防衛協議から、ウクライナへの長距離多連装ロケットシステム「MLRS」の提供が決定されることを期待していると発言した。

ゼレンシキー宇大統領がキーウ(キエフ)を訪れたコスタ・ポルトガル首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「そのような会合は、開催だけで肯定的な結果だ。(中略)私たちは、MLRS提供について肯定的な話を期待している。私には秘密はない。私たちはMLRS供給に関して全ての国に呼びかけている。そのシステムがあれば、ウクライナは主導権を握り、領土解放を行えるようになるのだ」と発言した。

また同氏は、ウクライナへその武器を供与することで、ウクライナがロシア連邦への侵攻にその武器を利用するかもしれないことを恐れている国々の代表者に関しては、ウクライナは自国領で戦っているのだと指摘した。また同氏は、「欧州の国の誰かが、ドンバスがロシアに占領されていることに慣れてしまったのなら、私は、それはあまり良くない慣れだと言いたい。それは私たちの領土だ」と強調した。

加えて同氏は、ロシア連邦があらゆるレベルで各国に対してウクライナにMLRSを提供しないよう脅しをかけていると指摘した。そして、「恐れてはいけない。団結しなければいけない。団結こそが、ロシア連邦の恐れているものである。ロシアは、欧州連合(EU)と米国が一つの生命体かのように行動する、強固な団結を恐れている。私たちにとっては、それが非常に重要だ。私たちには、内容ある支援が非常に必要なのだ」と強調した。

なお、5月23日、40か国以上が参加する、今後のウクライナ防衛支援について協議を行うオンライン会議が開催される。初会合は4月26日にドイツ・ラムシュタイン米軍基地にて開催され、日本もオンラインで参加していた。


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