トルコ外相、ウクライナとジョージアのNATO加盟を支持すべきと発言
ウクルインフォルム
チャヴショール・トルコ外相は5日、ウクライナとジョージアに関し、両国の領土一体性を支持するだけでなく、両国の北大西洋条約機構(NATO)加盟願望も支持すべきだと発言した。
チャヴショール・トルコ外相がワルシャワ安全保障フォーラムの際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
チャヴショール外相は、「もちろん、私たちは、国会の2国、ウクライナとジョージアを支持し続けなければならない。そして、両国の領土一体性を支持するだけではいけない。私たちは、両国を支持し、特に彼らの(編集注:NATO加盟)願望を含め、NATOとの関係において、両国の能力を強化しなければならない。私たちは、その願望を非常によく知っている。ポーランドとトルコは、その問題を外相会談、首脳会談で毎回提起するNATO同盟国のうちの、残念ながら、数か国の内の2か国である」と発言した。
さらに外相は、クリミアはウクライナであると発言し、「私たちは、クリミアの違法併合を認めていないし、今後も認めない。私は、その義務を、クリミア・プラットフォームなどで繰り返してきた」と発言した。
また外相は、黒海地域は欧州大西洋安全保障にとって重要な地域の一つであるとし、そのため黒海地域における軍事的勢力伸長は、NATOの側から恒常的な注意を要するものだと指摘した。
その他外相は、NATOが黒海、バルト、地中海を一つの相互関連性のある視点で見ることが大切だと強調した。