露国防相、ウクライナ国境沿いの露軍集結は「NATOからの脅威への対応」と発言

露国防相、ウクライナ国境沿いの露軍集結は「NATOからの脅威への対応」と発言

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セルゲイ・ショイグ露国防相は13日、ロシアは「管理確認」の一環で自国西方の国境に軍を集結させていると発言した。

露インターファクス通信が報じた

ショイグ国防相は、軍2個と空挺軍部隊3個が「訓練・戦闘課題実施地区」に派遣されていると述べつつ、同時に本件は「NATO側からの脅威」への対応として取られている方策だと発言した。

また、国防相は、現時点で、これらの部隊は訓練内で展開されているとし、ロシア連邦の西方国境への移動を伴っている軍の「管理確認」は、2週間以内に終了する予定だと発言した。

これに先立ち、現在、ロシア連邦がウクライナとの国境近くと占領下クリミアに軍部隊を集結させていることが伝えられている。3月30日、ルスラン・ホムチャーク・ウクライナ軍総司令官は、最高会議臨時会議にて、ロシア連邦軍大隊戦術群28個がウクライナとの国境沿いに配置されていると述べていた。

同時に、ウクライナ東部では、今年に入ってから停戦違反件数が増加しており、ウクライナ軍人の死者数が増加。加えて、最近、ロシアによるウクライナでの侵略行為を正当化するようなプロパガンダ・キャンペーンが活発化している。

欧米諸国は、ロシアの情勢激化に関する懸念と、ウクライナの主権・領土一体性への支持を表明している。

4月10日、アンドリー・タラン国防相は、ロシアのウクライナ国境付近への軍集結の真の目的は、協議プロセスにてウクライナを妥協に追い込むための圧力強化の可能性があると指摘していた。


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