
OSCE監視団、9月28日に停戦違反を42回確認
東部情勢
ウクルインフォルム
欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、9月27日夜から28日夜までの24時間で、停戦合意違反を42回確認した。
SMMが9月29日付日報にて報告した。
報告書には、「SMMは、ドネツィク州にて32回の停戦違反、とりわけ14回の発生源不明の爆発を確認した」と書かれている。

SMMは、これらの違反の大半はドネツィク浄水場(ドネツィク市から北15キロ)の近くにて確認されており、とりわけ同地点にて爆発12回、銃撃(銃、機関銃)14回が確認されたと伝えた。
なお、前監視期間中に、ドネツィク州で確認された停戦違反は8回だったと書かれている。
SMMはまた、ルハンシク州で確認された停戦違反は10回だとし、アルテムから東側を飛んでいたSMMの短距離無人機に向けて銃撃が行われたとの評価を伝えた。
なお、前監視期間中に、ルハンシク州で確認された停戦違反は9回だったとのこと。


またSMMは、7月22日の三者コンタクト・グループ(TCG)会合にて合意され、7月27日0時01分に発効した停戦強化のための追加方策実施合意について、今回のSMM報告期間終了までに計1398回の停戦違反(内、爆発257回、飛来物9回、銃口の閃光3回、閃光弾13回、銃声音1116回)がドネツィク・ルハンシク両州にて確認されたと報告している。
図:SMM日報