9月10日、露武装集団の停戦違反3回=統一部隊
東部情勢
ウクルインフォルム
9月10日、ウクライナ東部のロシア連邦武装集団は、3回停戦違反を行った。
11日、統一部隊作戦本部広報室が発表した。
発表には、「9月10日、ロシア連邦武装集団は、2020年7月27日に発効した合意に3回違反した。敵は、共同管理調整センター(JCCC)と欧州安保協力機構(OSCE)の代表者の会合が行われるはずで、安全が保証されていたシュミー近くのウクライナ軍を銃で攻撃。ウクライナの情報機関職員の迅速性により、ロシア連邦武装集団の行為は適時予見されたため、統一部隊軍人のみならずJCCCとOSCEの代表者の安全が確保された」と書かれている。
その他、ルハンシク州ゾロテー近郊前線地点で2回敵の攻撃が確認されたとある。敵はまず、草を燃やすために曳光弾(えいこうだん)を使用し、その後、ウクライナ側の配置地点に対して銃撃も行ったと書かれている。
ウクライナ側は反撃を行わなかったとのこと。また、ウクライナ軍人に死傷者は出ていないと発表された。