ドンバス情勢悪化:ウクライナ軍人1名死亡、1名負傷=統一部隊
東部情勢
ウクルインフォルム
9月6日、ウクライナ東部の統一部隊作戦圏の情勢は激化した。
7日、統一部隊作戦本部広報室が伝えた。
発表には、「9月6日、ロシア連邦武装集団は、2020年7月22日付合意に違反した」とあり、クラスノホリウカ近郊にて敵の擲弾発射器による砲撃によりウクライナ軍人1名が負傷、また、プリチェピリウカ近郊への銃での目標を定めた攻撃によりウクライナ軍人1名が死亡したと報告されている。
その他、敵がシュミー近郊にてロシア占領軍が擲弾発射器にて挑発的攻撃を2回行ったと発表された。
また、イヴァノ=フランキウシク州ホロデンキウシキー地区の反テロ作戦参加者団体代表であるミハイロ・チョウハニューク氏がフェイスブック・アカウントにて、6日にドンバス地方で死亡したのは、同地区ヴィリヒウツィ村出身のタラス・クビヨヴィチ氏だと伝えた。
チョウハニューク氏は、「ヴィリヒウツィ村出身のタラス・クビヨヴィチ氏が亡くなった…。とても残念なことに、戦争はウクライナの最高の子どもたちを奪っている。タラスは、何度なく従軍してきた人物だ。武器を手に、祖国を守ってきたのだ。そして今、天国の部隊に加わることになった」と書き込んだ。