ゼレンシキー大統領、ドンバス地方の前線を視察

ゼレンシキー大統領、ドンバス地方の前線を視察

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ゼレンシキー大統領は、8月6、7日、ドネツィク・ルハンシク両州の統一部隊作戦圏の前線にてウクライナ軍人の配置地点を訪れ、7月27日から始まっている停戦の状況を確認した。

大統領府が公式ウェブサイトやフェイスブック・アカウントにて伝えた。

6日の発表によれば、ウクライナの軍人は大統領に、前線の状況は平穏だと伝えたとのこと。大統領は、2019年12月のパリにおけるノルマンディ首脳会談の合意で最も重要な項目が停戦達成だと述べ、同合意の履行がドンバスにおける平和に向けた動きを確実なものとするのだと指摘した。

大統領は、前線の緊張のレベルが過去2週間で著しく低下したことから、停戦の効果が確認されていると発言した。また、大統領は、これまでも停戦合意はあったが、一度も結果を達成できなかったことを指摘し、過去の過ちを繰り返さないことが重要だと発言した。

同時に大統領は、国際法がウクライナ軍人に自らを守る権利、反撃を行う権利を与えていることも強調し、ウクライナ軍は反撃することができるが、挑発に乗らないようにしているのだと指摘した。

大統領は、「自らを守り、皆を守って欲しい」と軍人たちに伝えた。

加えて、7日、大統領府はフェイスブック・アカウントにて、ゼレンシキー大統領のマルインカ市における記者団とのやり取りにつき発表した

大統領は、「この2週間の間、残念ながら2日間のみだが、コンタクト・ラインを100キロメートル以上移動した。今日、私たちはこれから午後8、9時まで移動する。その後、夜中にキーウ(キエフ)へ戻る。予定では、私は、全ての重要施設を2回に分けて見て回るつもりだ。コンタクト・ライン全410キロメートルをだ」と発言した。

大統領はまた、昨晩は軍人たちとともに眠ったとし、「これぐらいの小さな建物に、私たちの若者たちが過ごしているのだ」と述べ、また彼らとともに食事をしたとも述べた。

食事について、大統領は、「非常に良い食事が出されている。私は驚きすらした。軍人たちは恰幅(かっぷく)が良く、私は食事を全部食べることができなかった。本当にとても多いのだ。スープもメインもコンポートも全てあった。クッキーやワッフルもあった」と述べた。また、大統領は、軍人の印象について「ところで、彼らと握手をすると、ウクライナ人は概して安全の中にいると感じるであろう。それほど、皆強い手をしている」と発言した。

大統領は、軍人たちに謝意を伝え、「私たち側は全てコントロール下においているし、誰も何も明け渡すつもりはない。私たちには強力な軍がある」と明言した。

また、大統領は、自身にとって全てを自分の目で見て、人々と話をすることが非常に重要なのだとし、「何が起きているかを全て理解するには、軍人と話さなければならない。民間人と話さなければならない。人々と食事し、生活し、正直に言おう、時々一緒にお酒も飲んだりしないといけない。私は、基本的に、そのように行動している」と発言した。


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