OSCE、ドンバス地方2地点の監視カメラ破壊に深い懸念表明

OSCE、ドンバス地方2地点の監視カメラ破壊に深い懸念表明

東部情勢
ウクルインフォルム
トーマス・グレミンガー欧州安保協力機構(OSCE)事務総長とイグリ・ハサニOSCE常駐理事会理事長は、ウクライナ特別監視団(SMM)の監視カメラがドネツィク州のシローキネ近郊で使用不可能となった件と、兵力等引き離し地点「ペトリウシケ」においてカメラが破壊された件につき、深い懸念を表明した。

23日、グレミンガー事務総長とハサニ理事長が声明を発表した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ハサニ氏は、「OSCE機材を意図的に破壊することは、一切言い訳できない。機材は、双方による義務履行を監視する上での重要な手段を提供している」と発言した。

声明では、6月22日にウクライナ政府管理地域のシローキネ付近にて、SMMのカメラが破壊されたことが指摘されている。現在、SMMがより詳細な情報を得るべく事件の調査を行なっていると伝えられた。

ハサニ氏は、「本件は、一回限りの事例ではない。私たちは、SMM要員への脅迫に関係した一連の事件や、SMMの業務と移動の自由に対する定期的な妨害を見てきた。それは止められねばらなない」と強調した。

グレミンガー氏は、シローキネにおけるSMMカメラの破壊は、「SMM要員の安全と機材に対する軽視の更なる事例である」と発言した。

同氏はまた、「私たちは、SMMパトロールが定められた安全面の義務に違反する形で砲撃や爆発に遭遇する事例を多すぎるほど観察してきた。現在、SMMのウクライナ全土への安全かつ障害のないアクセスを保証すること、SMMの業務履行に不可欠な機材を確保することはかつてないほどに重要となっている」と述べた。

OSCEは、声明にて、今回のシローキネ付近のカメラの破壊は、6月2日の非政府管理地域ペトリウシケのSMMカメラの近距離からの意図的破壊に続いて起きたものだと喚起している。

なお、OSCEは、22日に同声明をウェブサイト上にも掲載している

これに先立ち、統一部隊は、6月22日、ロシア占領軍は、シローキネ近郊のウクライナ統一部隊配置地点を152ミリ口径対戦車ミサイル・システム「コルネット」で砲撃したと伝えた。その際、欧州安保協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)の監視カメラを乗せる柱部分に着弾し、同カメラは撤去されたと報告されている。

6月2日には、ロシア武装集団が引き離し地点「ペトリウシケ」に設置されていたSMMのカメラに対して、武装集団支配地域から近距離で銃撃を行い破壊している。

写真:OSCE


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