情報総局、ロシア保安庁の「ウクライナのスパイ拘束」発表にコメント
ウクルインフォルム
ウクライナ軍情報総局は、ロシア連邦保安庁(FSB)による、クリミアで「スパイ活動をしていた」とするウクライナ国民を拘束したとの発表を評価することはしないとコメントした。
15日、ウクルインフォルムに対して、ウクライナ軍情報総局のアンドリー・チェルニャク代表がコメントした。
チェルニャク氏は、「情報総局は、その情報にコメントしない。同時に、私たちは、本件は、昨日保安庁(SBU)がロシアのスパイを拘束したことに対する、FSBによる挑発的な捏造による返答だと思っている」と発言した。
これに先立ち、4月14日、SBUは、同庁防諜部隊がロシア特殊部隊による著名なチェチェン系志願兵アダム・オスマイェウ氏殺害計画実行などに関わった、同庁のヴァレリー・シャイタノウ少将を国家反逆罪とテロ実行罪の容疑で拘束したと発表していた。
その後、15日、ロシアの報道機関は、被占領下クリミアにて、FSBがスパイとテロ組織の試みの容疑でウクライナ国民を拘束したと発表したと報じていた。