4月1日の露占領軍攻撃15回 ルハンシク州で大規模砲撃=統一部隊
東部情勢
ウクルインフォルム
4月1日、ウクライナ東部のロシア連邦占領軍は、統一部隊側を15回攻撃。ルハンシク州では152ミリ榴弾砲の使用も確認。ウクライナ軍人3名が負傷した。
2日、統一部隊作戦本部広報室が伝えた。
発表には、冒頭に「同日、敵はミンスク諸合意により『撤収済み』の152ミリ口径榴弾砲、122ミリ口径榴弾砲、120ミリ口径迫撃砲、82ミリ口径迫撃砲や、歩兵戦闘車、多種グレネードランチャー、大口径機関銃、銃で攻撃した」と書かれている。
とりわけ、作戦戦術部隊「ピウニチ(北)」展開地域で受けた攻撃は4回。特に、敵は、夜になってから、ホルビウシケ方面からノヴォトシキウシケ近郊の統一部隊に向けて、集中砲撃を開始。ロシア側は、2時間にわたり、152ミリ・122ミリ口径榴弾砲25発、120ミリ口径迫撃砲170発以上を放った。ウクライナ側は、これに対して、攻撃を止めさせるべく徹底した方策を採ったとのこと。
その他、同展開地域では、ヴィーリニー集落近郊(82ミリ口径迫撃砲)、ノヴォオレクサンドリウカ近郊(82ミリ口径迫撃砲)、オリホヴェ近郊にて攻撃を確認したと書かれている.
作戦戦術部隊「スヒード(東)」展開地域で受けた攻撃は11回。同展開地域についても、「既に数日にわたり、敵は、高い活発性を示している」と書かれている。具体的には、パウロピリ近郊、ピスキー近郊(3回)、マルインカ近郊(2回)、クラスノホリウカ、ノヴォミハイリウカ近郊(3回)、ミコライウカ近郊にて攻撃が確認されたとのこと。
これらの攻撃により、ウクライナ軍人3名が負傷したと書かれている。