ヘルソン市にて、東部での砲撃で亡くなった軍医の告別式が開催

ヘルソン市にて、東部での砲撃で亡くなった軍医の告別式が開催

ウクルインフォルム
3日、南部ヘルソン市にて、ウクライナ東部にて敵からの医療用車両への砲撃によって亡くなった軍医、イリーナ・シェウチェンコ氏の告別式が行われた。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

同日朝、ヘルソン市民のもとにイリーナ・シェウチェンコ氏の遺体が運ばれた。多くの軍人をはじめとする、市民がイリーナさんとの別れを惜しんだ。

イリーナさんの同僚であった軍服を着た男性たちは、涙を抑えられず、言葉を発することができない様子であった。彼らに記者がたずねると、「後で。今は無理だ」などと答えるだけであった。告別式の会場には、イリーナさんの笑顔の映る動画が流されていた。

ボランティアとして、ウクライナ軍への支援コーディネートを行ってきたハリーナ・ウマネツ氏は、イリーナさんのこれまでの活動について次のように語った。「2014年から、イリーナは、『ヘルソンのコップ』でボランティアとして働き、第36旅団へ行き、そこで現場で兵士たちを支援しなければいけないと悟った。そして、契約書に署名をし、軍服を着た。彼女は、皆に好かれていた。彼女は、若者たちの母親のような存在だった。彼女の家族は大きくないが、しかし、ボランティアや、同僚は、イリーナの家族のようなものであった。今朝、イリーナに出会った…。どうやったら医療用車両を砲撃できるというのだ!」

イリーナさんの同僚であり、ヘルソン市民であるラリーサ・ツマン氏は、「彼女は他人を助けてきたが、自分のためには何も残さなかった。魂から近い人だった。医療用車両への砲撃…。後で愚痴らないよう、今言う。けだものどもめ。こんなことは決してしてはならない」と述べていた。

ラリーサ・ツマン氏は、イリーナ・シェウチェンコ氏と一緒に軍への契約書に署名した間であり、その後、別々の部隊に所属したという。彼女は、イリーナさんは真心があり、率直で、他方で必要となれば厳しく、誰かには姉妹のようで、誰かには母のような存在だったと述べた。

告別式にあるイリーナさんの写真も動画も笑顔で写っており、式に来た人たちは、彼女はカメラの前だけでなく、いつもこのように笑う人だったと述べた。

ヴィクトル・シコザ海兵旅団指揮官は、「砲撃は、対戦車ミサイルである。シニカルな攻撃である。医療用に定められているハマーに対して撃ったのだ。敵は、兵士を負傷させておいて、避難部隊が来るのを待っていたのだ」と発言し、医療班が避難させようとしていた負傷兵は生きていると補足した。

また、同日、同様に医療用車両への砲撃の際に亡くなった同車両を運転していたセルヒー・マイボロダ氏は、明日4日、ドネツィク州スロヴヤンシクにて埋葬される予定だとのこと。

シコザ指揮官は、イリーナさんとは2015年以降ともに従軍していると述べ、「私が陣形を作り、皆でマリウポリへ向かうと、彼女が駆け寄ってきてこう言った。『あなたたちには医師が足りない。私が一緒に行って、陣形と同行する』と。その後、彼女は大隊に従軍するようになった。非常にポジティブで、優しい人だった」と回顧した。シコザ指揮官は、彼女について話そうとすると、しばしば言葉につまっては、大きく息を吐いていた。同指揮官は、イリーナさんは、大隊にとっての母であった、彼女は皆のことを心配し、面倒を見ていた、(彼女の死は)皆にとっての大きな損失であると述べていた。

これまでの報道にあるように、7月1日、ウクライナ東部の統一部隊作戦圏にて、ウクライナ軍海兵隊の医療用車両ハマーHMWVに敵の対戦車ミサイルが着弾、運転をしていたセルヒー・マイボロダ氏と軍医のイリーナ・シェウチェンコ氏が死亡した。同車両は、負傷した兵士の避難のために前線の現場へ向かっているところであった。


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