ウクライナ情報機関、ブチャにて民間人17人を処刑したロシア兵の氏名を公表
情報総局がフェイスブック・アカウントで報告した。
報告によれば、ウクライナ国家警察の捜査官は、情報総局の支援を受けて、2022年にブチャを一時的に占領していた際に民間人17人を処刑したロシア軍の殺人犯5人の氏名を特定し、戦争犯罪を行った容疑を発表したという。
情報総局は、国家警察との連携の一環として、ロシア軍第76師団第234空挺強襲連隊の軍人/戦争犯罪者の氏名と個人データを公表している。

キム・ユーリー・ウラジミロヴィチ中尉:1997年7月3日生まれ、第2大隊戦術グループ第4空挺強襲中隊指揮官、モスクワ州レニンスキー地区モスレントゲン出身。居住地:モスクワ州バラシハ消防研究所小地区13、56号室。
メシャルキン・イェフゲン・イェフゲノヴィチ一等兵:2001年9月11日生まれ、第2大隊戦術グループ射撃手・操縦士、チュメニ州ザヴォドウコフスク出身。居住地:チュメニ州ヤルトロフスク、スヴェルドロヴァ通り181、7号室。
パヴロフ・アナトリー・ヴァレリヨヴィチ上級軍曹:1990年7月31日生まれ、第2大隊戦術グループ第2自走砲大隊砲長、チュヴァシ共和国カナシ地区チェルクマギ村出身。居住地:プスコフ市ゲネララ・マルゲロヴァ通り1、20号室。
ガサングリエフ・シャミリ・ファルハドヴィチ上級軍曹:第2大隊戦術グループ第4空挺強襲中隊分隊長・戦闘車両指揮官、プスコフ市出身。居住地:プスコフ市レリソヴィ通り9。
クレチニン・パヴロ・ヴァシリョヴィチ上級兵士:1985年12月29日生まれ、第2大隊戦術グループ小隊副長・分隊長、ヴォロネジ州ヴェルフニャヤ・ハヴァ地区タロヴァ村出身。居住地:プスコフ市リズキー大通り49、91号室。
情報総局は、これらの人物が殺害、拷問、処刑したブチャ住民の遺体を焼却することによる戦争犯罪の隠蔽の試み、及びブチャ民間人に対する脅迫に関与したと報告している。