反汚職裁判所、元裁判官のチャウス容疑者に対し判決まで自宅軟禁を指示

反汚職裁判所、元裁判官のチャウス容疑者に対し判決まで自宅軟禁を指示

ウクルインフォルム
高等反汚職裁判所は4日、元裁判官で収賄容疑が伝達されているミコラ・チャウス容疑者の未決囚予防措置として、24時間の自宅軟禁措置を言い渡した。

同裁判所のオレーシャ・チェメリス報道官がウクルインフォルムに伝えた。

報道官は、「その情報が事実であることを認める」と発言した。

高等反汚職裁判所のフェイスブック・アカウントでは、国家汚職対策局(NABU)はチャウス容疑者の予防措置として拘禁措置を採ることを主張していたと説明されている。

これに先立ち、8月3日、NABUは、収賄容疑により指名手配対象となっていた元裁判官のミコラ・チャウス容疑者をキーウ(キエフ)市内の病院「フェオファニヤ」で拘束したことを発表していた。

元裁判官であるミコラ・チャウス氏は、2016年8月に15万ドルの収賄犯罪容疑が摘発された人物。

最高会議(国会)は、同年9月に、検事総局からのチャウス氏拘束・逮捕への同意要請を支持する決定を採択(編集注:裁判官の不可侵権解除)。しかし、同決定が採択されるまでの間に、チャウス氏はウクライナを出国し、モルドバで姿をくらましていた。

2021年3月3日、モルドバ最高裁判所は、チャウス元裁判官による亡命要請を拒否。

その後、同年4月3日、チャウス氏の弁護士が同氏が身元不明の武装した集団によりキシナウ中心地で拉致されたと発表していた。

その後、7月30日、複数のウクライナの報道機関が、チャウス氏がヴィンニツャ州のマズリウカ村で発見されたと報じていた。その後、警察がチャウス氏を拘束したが、その後SBUが同氏を「再拘束」し、不明の方角へと搬送を開始したと伝えられていた。同7月30日、​NABUは、汚職犯罪捜査の容疑者であり、キーウ市へと移送された元裁判官のミコラ・チャウス容疑者の引き渡しを保安庁(SBU)に要求したが、SBUに拒否されたと発表していた。


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