活動家ステルネンコ被告、一部容疑で逆転無罪

活動家ステルネンコ被告、一部容疑で逆転無罪

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オデーサ控訴裁判所は、1審で7年の実刑が言い渡されていたセルヒー・ステルネンコ被告人の容疑のうち、事前談合による暴力に関するものを証拠不十分として無罪とする判決を下した。

ステルネンコ被告人がテレグラム・チャンネルにて伝えた

ステルネンコ氏は、「(刑法典)第187条に従ったものは無罪となった。それが300フリヴニャで7年の実刑と資産没収となったものだ」と書き込んだ。

同時に同氏は、その他の犯罪である、人物の違法な自由剥奪あるいは拉致(刑法典第146条2項)と違法な武器の扱い(同263条1項)については、控訴裁判所は1審の判決を認めたと伝えた

なお、ステルネンコ氏とデムチューク氏の2名は、2015年4月にセルヒー・シチェルビチ行動信頼党地区議員を拉致した容疑で起訴されていた人物。シチェルビチ氏は、両名に殴られ、拳銃で負傷を負わされ、地下に監禁され、議員活動を拒否するよう要求されたと主張していた。また、同事件の後、シチェルビチ氏の財布からは300フリヴニャとキャッシュカード、武器使用許可証、運転免許証がなくなっていたと述べていた。

2月23日、オデーサ市プリモルシキー地区裁判所が、セルヒー・ステルネンコ氏に7年3か月の実刑と資産半分の接収という有罪判決を言い渡していた。

これに対して、ステルネンコ被告は、同犯罪への自身の関与を否定しつつ、検察側が根拠として提示したものは、シチェルビチ議員による、無根拠な発言と住居内で捜査官が見つけた武器のみであるとし、十分な証拠が提示されておらず、同捜査・判決を政治的動機にもとづいたものだと批判していた。3月26日には、同氏の弁護士が控訴を申し立てている。

控訴判決までのステルネンコ氏への予防措置としては当初は拘禁が選択されていたが、4月9日に24時間の自宅軟禁措置に変更されている。


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