ハルキウ州にて武装集団「LPR」戦闘員拘束
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ウクルインフォルム
保安庁(SBU)防諜部隊は、ハルキウ州にて武装集団「LPR」戦闘員を摘発、拘束した。
23日、SBUハルキウ州局のウラディスラウ・アブドゥラ広報室長がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
発表には、「特殊部隊隊員は、同ウクライナ国民が自らの意思でドンバス一部地域を占領したロシア・テロ部隊との協力を開始したことを明らかにした。いわゆる『ドンバス人民義勇軍』なる違法武装集団の中で、同人物は、一時的被占領下の民間人を脅し、また反テロ作戦/統一部隊作戦実施に参加していたウクライナ軍やその他のウクライナの軍事機関の部隊に対する戦闘に参加した」と書かれている。
SBUの情報では、同人物は、ウクライナ軍の配置地点への襲撃の際に負傷し、侵略国ロシア領にて治療を行い、その後、ロシア国籍取得を期待して、ロシア両に残ることを決めたという。しかし、同人物はロシア国籍を獲得する代わりに、ロシアにて違法な麻薬の取り扱いにより実刑判決を受け、刑期が終了してからウクライナへ戻ったとのこと。
ハルキウ州内の同人物住宅の家宅捜索時、対人破片手榴弾RGD-5とRGO手榴弾を摘発したと書かれている。
同人物に関しては、刑法典第258−3条(テロ・グループあるいはテロ組織の活動参加)と第263条(武器・爆発物の違法な取り扱い)による容疑伝達の準備が行われているとのこと。
写真:SBUハルキウ州局