今年押収された密輸タバコ 1200万本
ウクルインフォルム
2020年、国境警備隊が摘発・押収した密輸タバコは、約1200万本に上る。
15日、国境警備庁広報室が発表した。
同庁は、今年国境にて摘発した密輸タバコ数は、過去数年で最も多い水準だと指摘した。
また、今年は海上を通じた密輸の件数が活発であったとし、約750万本が摘発されたと伝えた。
国境別では、ベラルーシとの国境地点にて最も多くの密輸タバコが摘発されており、190万本を押収したと書かれている。この数は、前年の44万本と比べて約4倍であったとのこと。
これに続けて、引き続きルーマニアとの国境を通じた密輸が活発であり、110万本。ポーランドとの国境では58万本(前年比9万本増)、ハンガリーとの国境では33万本(前年比2万強増)、ロシアとの間の国境は3万本(前年比2万本増)であったと発表された。
同時に、統一部隊作戦圏での密輸件数は2万2000本(編集注:非政府管理地域との間の密輸を指す)、モルドバとの国境は1万4000本、スロバキアとの国境は7700本と、いずれも前年比で減少したと伝えられた。