ボフダン前大統領府長官の自家用車が放火被害
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ウクルインフォルム
11日にアンドリー・ボフダン前大統領府長官の自家用車テスラが放火されたことにつき、ボフダン氏本人は、政権からの脅しだ、との見方を示している。
ボフダン氏の車両への放火については、内務省広報室がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
発表には、「事件は本日8月11日未明発生。深夜3時頃、警察にドニプロウシキー地区ユーニスチ通りにてテスラ社車両が炎上との通報が入った。現場には救助班、捜査緊急班、キーウ(キエフ)警察関連局が到着した」と書かれている。
火災により被害を受けた車両は3台。テスラと、両側に停められていた車両(マツダ、ホンダ)だと伝えられた。
捜査班が、刑事捜査を開始したことを伝えた。
ボフダン氏本人は、本件につきフェイスブック・アカウント上にコメントを掲載した。
ボフダン氏は、「本件は、私や友人に対する複数刑事事件や、マスコミのシニカルな攻撃の新たなものに過ぎないため、私は、本件を政権からの脅しだとみなしている。また、一定の象徴的な点もある。私が嬉しいことに大統領府長官職を離れてから、ちょうど半年の日(編集注:に犯行が行われた)ということだ。私は、この犯罪の発注者は何らかの刑事犯罪経験のある者だと理解しているし、共犯者は政権の執務室の最も高いところに座っている者だろう」と書き込んだ。
またボフダン氏は、防犯カメラにより記録された放火時の犯行現場の様子の映る動画を公開した。
同氏は更に、損害は大きく、車両は全焼したが、自身は本件を深刻とは受け止めていないとし、「私たちは、あなたをきれいな水に追い出し、あなたへの罰が快適な条件で実施されるよう努力していこう」と書き込んだ。