元環境相に贈収賄容疑を伝達
ウクルインフォルム
ミコラ・ズロチェウシキー元環境・天然資源相に対し、汚職対策機関幹部に500万ドル相当の賄賂供与を組織した容疑が伝達された。
1日、特別汚職対策検察(SAP)がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
発表には、「2020年7月1日、SAP検察官と国家汚職対策局(NABU)捜査官は、元環境・天然資源相に、検事副総長兼SAP長とNABU局長への違法報酬供与を組織した容疑を伝達した」と書かれている。
また、ズロチェウシキー氏の現在地が不明なことから、伝達は登録居住地と捜査班が把握している全ての住所に送られたと発表された。
これに先立ち、6月12日、NABUは、NABU幹部とホロドニツィキーSAP長に対し、汚職捜査終了を目的とした600万ドルの賄賂を元政権幹部が提案した事件を発表していた。その際、賄賂により終了を求められた捜査は、ミコラ・ズロチェウシキー元天然資源相(ブリスマ社総裁)に関するものだと発表されている。