チェチェン系活動家オクイェヴァ氏の殺害組織容疑者に容疑伝達
ウクルインフォルム
反テロ作戦参加者であったチェチェン系活動家のアミーナ・オクイェヴァ氏の殺害容疑と、同氏配偶者アダム・オスマイェウ氏の殺害未遂事件を組織したと見られる人物に、正式に容疑文が伝達された。
19日、検事総局広報室が伝えた。
発表には、「キーウ(キエフ)州検察の手続き管理の上で、アミーナ・オクイェヴァ意図的殺害とアダム・オスマイェウ殺害未遂を組織した人物に容疑が伝達された」と書かれている。
確定した容疑者は、ロシア連邦チェチェン共和国出身のロシア連邦国民男性。オクイェヴァ氏とオスマイェウ氏の意図的殺害を目的に、この人物は、ウクライナ領にて暗殺者を複数雇い、これらが両者の乗る車両を銃撃したとのこと。
また、発表には、警察と検察が協力して2020年1月に犯罪の実行犯を拘束したことを喚起した。
加えて、本件捜査は継続しており、同事件関係者全員の拘束に向けた方策が取られていると伝えられた。
これに先立ち、2017年10月30日、キーウ州フレヴァハ町付近にて、正体不明の人物が、マイダン革命と東部戦争参加者に対して銃撃。これにより、チェチェン系ウクライナ軍人のアミーナ・オクイェヴァ氏が死亡、配偶者のアダム・オスマイェウ氏が負傷していた。