保安庁、ハンジューク活動家殺人事件の捜査を終了 マンヘル州議会議長に犯行組織容疑

保安庁、ハンジューク活動家殺人事件の捜査を終了 マンヘル州議会議長に犯行組織容疑

ウクルインフォルム
保安庁(SBU)は、検事総局の手続き管理の下で、ヘルソン州のカテリーナ・ハンジューク活動家殺人事件の刑事捜査につき、同活動家への暴行計画組織をした容疑でのウラディスラウ・マンヘル・ヘルソン州議会議長と同議会議員の補佐官であるオレクシー・レヴィン氏への裁判前捜査を終了した。

SBU広報室が公表した

発表にて、バカーノウSBU長官は「全ての証拠が揃っている。SBU職員は、自らの仕事を専門的にこなし、証拠を集めた。この証拠が、裁判所において原告側の立場を明確に証明する。私は、同事件が優先的に審議されることを期待している。カテリーナ・ハンジューク氏の殺害の実行犯とその依頼をした犯人は、然るべき罰を受けることになる」と発言した。

SBU捜査班は、マンヘル容疑者に、レヴィン容疑者と事前合意により、カテリーナ・ハンジューク氏の身体に重大な攻撃を加えることを計画した容疑をかけている。なお、この攻撃の結果、ハンジューク氏は死に至っている。

また、SBU捜査班は、容疑者・弁護士側、被害者側らに、捜査終了を伝達し、全ての当事者に対して、捜査内容へのアクセスを与えたと伝えた。弁護側が捜査内容を把握した後に、本件審議のために起訴が行われるとのこと。

ヘルソン市長の補佐官であり、市民活動家であったカテリーナ・ハンジュークさんは、2018年7月31日に複数の人物に硫酸をかけられ、全身火傷、一部視力を失うなどの重傷を負った。その後、ハンジュークさんには、10回以上の手術が行われたが、11月4日病院で亡くなった。

ハンジュークさんへの攻撃を行った容疑者5名が拘束された後、さらに、昨年11月12日にはミコラ・パラマルチューク最高会議議員(BPP党会派)の元補佐官であるイーホル・パウロウシキー氏も本件につき逮捕されたことが判明している。

2019年2月11日、ヘルソン州議会議長であるウラディスラウ・マンヘル氏にハンジューク氏の殺害を組織した容疑が伝達されたことが発表されていた。


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