汚職対策局、これまで20名の政権高官を起訴と報告

汚職対策局、これまで20名の政権高官を起訴と報告

ウクルインフォルム
アルテム・シートニク国家汚職対策局(NABU)局長は、NABUでは現在792の汚職捜査が行われており、438名が裁判にかけられているとし、20名の政権高官が起訴済みであると説明した。

7日、シートニク局長が2019年下半期のNABUと特別汚職対策検察(SAP)の活動報告を行なった。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

シートニク局長は、「NABUには、792の捜査が行われている。現時点で、438名の容疑者に関する案件が裁判審議中であり、245件が起訴されている」と発言した。

局長は、汚職容疑が伝達された人物として、国営企業総裁10名、元最高会議議員10名、閣僚2名、省の次官1名、国家安全保障国防会議(NSDC)第一副書記1名、中央銀行第一副総裁1名、元国家汚職予防庁代表1名、元国家移民局第一副局長1名、大統領府幹部1名を挙げ、これら起訴された人物のうち、20名が政権高官に該当する人物であると説明した。

更に、シートニク局長は、2019年下半期に終了した大規模な捜査として、国営スペツテフノエクスポルト社の22億2500万ドル喪失捜査、ザポリッジャオブルエネルホ社の346億2200万フリヴニャ横領捜査、ツェントルハズ社の860万フリヴニャ喪失捜査を挙げた。

シートニク局長はまた、NABUには現在677名の職員が勤務していると述べ、概ねそれぞれに3つの捜査が割り当てられていると伝えつつ、「それは巨大な負荷である。しかし、私たちは、引き続き作業を行い、結果を出す準備がある」と発言した。


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