活動家ハンジュークさん死亡から死亡から一年 米英大使がメッセージ発出 全国で関連集会が予定

活動家ハンジュークさん死亡から死亡から一年 米英大使がメッセージ発出 全国で関連集会が予定

ウクルインフォルム
11月4日、ヘルソン市議会職員のカテリーナ・ハンジュークさんが硫酸をかけられ死亡してから1年が経過した。ウクライナの英国大使館や米国大使館は、大使らが公正な判決を求め呼びかけを行った。また、同日、全国で喚起集会の開催が予定されている。

メリンダ・シモンズ駐ウクライナ英国大使は、自身のツイッター・アカウントにメッセージを掲載した

シモンズ大使は、「1年前、カテリーナ・ハンジューク人権活動家が、かけられた酸により死亡した。私の思いは、今日彼女の家族と共にある。私は、犯罪者の責任が可能な限り速やかに裁かれることを期待している。汚職に闘った女性に対する暴力に関するもう一つの凄惨な出来事である」と書き込んだ。

ウィリアム・テイラー駐ウクライナ米国大使臨時代行は、呼びかけメッセージ動画を公開した

テイラー臨代は、「今日、私たちは、1年前のこの日に亡くなったカテリーナ・ハンジューク氏を悲しみと共に思い出している。彼女は、恐れを知らない偉大な女性であった。彼女は自らの人生をウクライナに捧げ、自らを国のために犠牲にした。私たちは、カテリーナと彼女の親族のために正義を要求する。私たちは、彼女を記憶するとともに、ウクライナが、彼女が人生を捧げた理想の国となるように、仕事を続けていく」と発言した。

また、ウクライナでは、本日、40以上の都市でハンジュークさんを追悼する集会「カテリーナのいない1年」が午後7時から開催される。フェイスブックにて告知が行われている

告知文には、「11月4日、カーチャ(ハンジュークさんの愛称)がいなくなってから1年が経過した。殺人の発注者はいまだに捕まっていない。だから、私たちはもう一度通りへ出て、この恐ろしい犯罪を忘れさせないようにし、政権に罪人を罰させる」と書かれている。

ヘルソン市長の補佐官であり、市民活動家であったカテリーナ・ハンジュークさんは、2018年7月31日に複数の人物に硫酸をかけられ、全身火傷、一部視力を失うなどの重傷を負った。その後、ハンジュークさんには、10回以上の手術が行われたが、11月4日病院で亡くなった。

ハンジュークさんへの攻撃を行った容疑者5名が拘束された後、さらに、昨年11月12日にはミコラ・パラマルチューク当時最高会議議員(BPP党会派)の元補佐官であるイーホル・パウロウシキー氏も本件につき逮捕されたことが判明した。

また本年2月11日、ルツェンコ当時検事総長が、ヘルソン州議会議長であるウラディスラウ・マンヘル氏に対して、昨年7月31日に硫酸をかけられ死亡した活動家カテリーナ・ハンジューク氏の殺害を組織した容疑が伝達されたことを発表。

その後、2月15日、キーウ(キエフ)市シェウチェンキウシキー地区裁判所は、未決囚に対する予防措置として、マンヘル容疑者を3月3日まで逮捕する判決を下したが、その後、249万7000フリヴニャの保釈金が支払われことにより、同容疑者は保釈されている。


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