シェレメータ記者殺害捜査:ゼレンシキー大統領、警察長官と記者会見

シェレメータ記者殺害捜査:ゼレンシキー大統領、警察長官と記者会見

ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、2016年の著名記者パウロ・シェレメータ氏殺害事件の捜査につき、クニャジェウ国家警察長官から捜査報告を受けた後、犯人はきっと見つかるだろうと発言した。

23日、ゼレンシキー大統領とクニャジェウ国家警察長官が大統領府でシェレメータ記者殺害捜査状況報告記者会見を行った。

ゼレンシキー大統領は、「社会と大統領である私、そして、彼の同僚であった記者たちは、本当に情報を受け取りたいと思っている」と話し始めた。

クニャジェウ長官は、記者たちのいる前で、本件やその他の捜査状況について説明した後、以降の情報は秘匿情報となると発言した。これを受け、ゼレンシキー大統領とアヴァコウ内務相が情報アクセス権限に関する文書に署名をした後、記者会見会場を離れ、非公式の会合を始めた。

ゼレンシキー大統領は、非公式会合の後、再び記者団の前に現れ、「本件を終わらせたいとの願望の他、私が今見たことをもとに、私は皆に明言したい。私は、どれぐらいかかるかとは言えないが、結果は得られると思っている」と発言した。

加えて、大統領は、検察と保安庁が「本捜査終了の支援が可能であろう」と補足した。

クニャジェウ長官は、「今年、シェレメータ記者殺害から3年経過した。この期間、捜査班は、犯罪、発注者、計画者、実行者の状況摘発のために甚大な量の作業を行った。しかし、犯罪は、明らかになっていないままである。私たちは、社会が結果と犯人の名前を待っていることをわかっている。しかし、彼らの名前を口にするのは、時期尚早である」と発言した。

同時に、同長官は、同殺害は過激主義集団の反抗の可能性も検討されていると発言した。

同長官は、「犯行動機の可能性は以下のものが挙げられている。シェレメータ氏のウクライナ国内、及び、国外、とりわけ、ベラルーシとロシアにおける、専門的活動。ウクライナ国内の社会・政治状況の不安定化目的。物質・個人的対立。被害者が乗っていた車両が同居人のものだったことから、犯行対象の誤認の可能性。加えて、過激集団の殺害実行関与も調べられている。彼らが、政権交代、憲法秩序崩壊等の自らの目的を達成しようとしていた可能性である」と発言した。

ウクラインシカ・プラウダ通信にて、調査報道で知られていたパウロ・シェレメータ氏は、2016年7月20日、キーウ市中心部にて、同氏の乗っていた車両に設置された爆弾の爆発


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