112局建物への砲撃事件 OSCE、適切な捜査を呼びかけ
ウクルインフォルム
13日未明、キーウ市内の112局建物にて、グレネードランチャーによる砲撃が行われた。この事件につき、OSCE報道の自由問題担当のアルレム・デジル代表は、ウクライナに対して完全な捜査を行うよう呼びかけた。
事件が起きたのは、13日未明、キーウ市のデフチャリウシカ通り。「112ウクライナ」局の建物に対して、2名の正体不明の人物がグレネードランチャーで砲撃した。被害者はなし。警察は、本件を「テロ行為」に分類している。
13日、本件につき、デジルOSCE報道の自由問題担当代表の声明がOSCEのウェブサイトに掲載された。
デジル代表の声明には、「私は、キーウ市の112ウクライナ局の建物への攻撃を非難する。幸運なことに、誰も怪我をしていないが、しかし、マスメディアに対してのこのような攻撃や脅迫は、起きてはならないことである。これは、劇的な被害をもたらし得た、前例のない脅迫行為である」と書かれている。
同時に、デジル代表は、ウクライナの治安機関が今回の事件に迅速に対応したことを評価している。声明には、「私は、ウクライナ政権に対して、この攻撃への完全な捜査を行い、この犯罪に責任を負う人物の罰すよう呼びかける」と書かれている。