汚職対策局、アレロウ前国家警護隊司令官に公金横領容疑を伝達

汚職対策局、アレロウ前国家警護隊司令官に公金横領容疑を伝達

ウクルインフォルム
国家汚職対策局(NABU)は、ユーリー・アレロウ前国家警護隊司令官と他2名に対し、国家警護隊総局の公金約816万の横領容疑を伝達した。

15日、NABU広報室が発表した。

発表には、「NABU捜査官は、3名に対し、国家警護隊総局の公金816万4000フリヴニャの横領容疑を伝達した。本件は、前国家警護隊司令官、建設会社総裁と鑑定士のことである」と書かれている。

NABUの発表によれば、捜査の結果、2000年代、ウクライナ内務省軍総局(のちの国家警護隊総局)と建設業が、かつての軍の基地のあった土地に集合住宅を駐車場とともに建設することで合意。その代わりに、国家警護隊がアパート50戸、駐車場30台分を獲得したのだという。

しかし、その後の2016~17年に両者は追加合意をし、これにより、国家警護隊が、以前獲得したこれらアパートと駐車場を手放す代わりに、キーウ市郊外(地下鉄チェルヴォーニー・フーチル駅近く)の同社建設の集合住宅のアパート65戸を獲得したとのこと。捜査の結果、この新たな65戸のアパートの資産総額は、ペチェルシク地区で国家警護隊が受け取るはずだったものより、8163万5448フリヴニャ安いものであることが判明したと伝えられている。

近く、容疑者に対する未決囚予防措置の選択が行われると伝えられている。

NABUは、本件の捜査は、2017年12月のBihus.Infoの調査報道の内容をもとに開始したものであると伝えた。

なお、これに先立ち、5月14日、NABU捜査官がアレロウ前国家警護隊司令官を拘束したことが報じられていた

写真:アポストロフ


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