オデーサ近郊で、警察が武装した人物を乗せたバスを摘発
ウクルインフォルム
オデーサ市へと向かう道路で、警察が金銭を受け取って市内での集会に参加しようとしていた人物を乗せたバスを摘発した。
26日、ルスラン・フォロスチャク・オデーサ州警察総局局長がフェイスブックで伝えた。
発表には、「現在オデーサ市には、ウクライナ大統領、ヨヴァノヴィチ在ウクライナ米国大使率いる同国代表団、ヴォルカー米国務省ウクライナ問題特別代表、その他賓客が訪問しており、オデーサ港にはミサイル駆逐艦ドナルド・クックが寄港している。その中で、情勢をかき回そうとする荒くれ者集団が摘発された。現在捜査官が、何者が、どのような目的でキーウ(キエフ)からオデーサにお金を受け取った若者を向かわせたのかを捜査している。この若者たちは、つい最近も別の地方で確認されており、『伝統と秩序』なる組織の旗を掲げて、右派過激派抗議を真似して、意図不明な挑発行為を行っていた人物達である」と書かれている。
フォロスチャク局長は、これらの集団はオデーサ市内に入る前に警察が摘発して制止したと説明した。
また同局長は、バスから降ろされ拘束されている人物、押収された武器、オデーサ市での集会参加情報の書かれたスクリーンショット(とりわけ、参加報酬は600フリヴニャと書かれている)といった写真を公開した。
なお、これに先立ち、26日、警察が、オデーサ市に武装した人物が向かっているという情報を調べていると伝えられていた。