「残忍な殺人」:ポロシェンコ大統領、ケルチの悲劇にコメント
ウクルインフォルム
クリミア自治共和国検察が被占領下ケルチの大学で起きた出来事をテロとして刑事捜査を開始した。
17日、ポロシェンコ大統領が欧州評議会議員総会ウクライナ代表団と会談した際に発言した。大統領府広報室が発表した。
大統領は、「本日、ケルチで残忍な殺人が起きた。検察は私に、刑事捜査が開始されたと報告した」と述べ、捜査では殺人を犯した人物とその行為の結果が捜査されると指摘した。
また、大統領は、このような案件の捜査はウクライナにとって重要であるとし、それはクリミアがウクライナ領であるからであり、被占領下のクリミア半島に暮らすウクライナ人は、ウクライナ国民であるからであると強調した。そして、「もちろん、彼らが亡くなる時は、それがどこで起きたとしても、それは悲劇である」と発言した。
ポロシェンコ大統領は、被占領地クリミア内ケルチ市の工科大学の爆発で亡くなった人たちの親族と近親者へ哀悼を表明した。
これまでにウクルインフォルムが報じたように、10月17日、ケルチ市の工科大学において、正体不明の物質による爆発と銃撃が起き、その結果、最新情報では、19名が死亡し、50名近くが負傷した。