デムチナ保安庁第一次官、汚職対策局長官を訴訟へ

デムチナ保安庁第一次官、汚職対策局長官を訴訟へ

ウクルインフォルム
パウロ・デムチナ保安庁(SBU)第一次官は、シートニク国家汚職対策局(NABU)があたかも偽情報を拡散したとして、同長官に対する訴訟を裁判に提出した。

8日、オレーナ・ヒトリャンシカSBU報道官がツイッターに書き込んだ。

同ツイートには、「デムチナ氏は、名誉と尊厳の保護に関し、シートニク氏に対する訴訟を裁判所に提出した」と書かれている。

ウクルインフォルムの記者は、デムチナ第一次官から今回のツイートを確認した。同第一次官は、「私は、確かにキーウ(キエフ)市ソロムヤンシク地区裁判所へ、アルテム・シートニクNABU長官を相手とする訴訟を提出した。原因は、シートニク長官が、最高会議(国会)の汚職防止・対策委員会において、同長官に対する情報キャンペーンへ私が関与しているとして直接私を断罪したことにある」と発言した。

これまでの報道では、2018年9月13日、NABUがパウロ・デムチナSBU第一次官による376万フリヴニャの違法蓄財の容疑を準備したことが判明していた。

同日、デムチナ第一次官は、検事総局に対して、同容疑の伝達を準備したNABU職員が刑法典違反を犯したことを伝達していたことが発覚した。

2017年3月には、特別汚職対策検察(SAP)が、裁判前捜査登録データベースに、デムチナSBU第一次官の違法蓄財の可能性を登録していた。刑事捜査開始の根拠となったのは、「捜査.インフォ」による調査報道の内容であった。同調査報道では、デムチナ第一次官の配偶者オリハ・ヴォロシチュク(子ども3人)が高級車を所有しており、郊外の高級住宅に暮らしていることを報道。同時に、デムチナ第一次官の2015年の資産申告では、同第一次官は住居、乗用車、貯蓄も一切なく、公式にはSBUの職員寮に暮らしていることになっていた。

その際、ヒトリャンシカSBU報道官は、フェイスブックで、デムチナ第一次官が「捜査.インフォ」の番組放送後、NABUに対して、彼に関する刑事捜査を登録し、放送内容の真偽を確認するよう要請したことを発表した。デムチナ第一次官は、放送内容が誤っていると考えているとのこと。

デムチナSBU第一次官は、NABUが指摘する資産は、彼の元配偶者であるオリハ・ヴォロシチュクが、彼と関係を有する以前から所有していたものであると指摘している。


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