硫酸をかけられた活動家のハンジュークさん、病院から動画メッセージ

硫酸をかけられた活動家のハンジュークさん、病院から動画メッセージ

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ウクライナ南部ヘルソン市市長の補佐官であり、活動家であるカテリーナ・ハンジュークは、7月4日に、身元不明の複数人物に硫酸をかけられ、身体の40%に火傷を負い、現在入院中。ハンジュークさんは、過去1年に多発している活動家に対する攻撃の捜査を要求する動画を公開した。

26日、市民テレビ局が同動画を放映した。

ハンジュークさんは、「ええ、私が今醜い姿であることは知っています。しかし、少なくとも、私は治療を受けています。ウクライナの優れた医者が治療してくれています。そして、私は現在、私の姿は、ウクライナにおける公正さと正義の姿よりは、はるかにましであることも確かにわかっています」と述べた。

彼女は、自らへの攻撃を発注した人物の名前は今も判明していないことを強調した。

ハンジュークさんは、「『ハンジューク』というのはただの名前ではありません。過去1年に発生した攻撃を受けたその他の人40人の中の一人なのです。過去1年、ウクライナでは市民活動家に対して40の攻撃事案がありました。そして、それら攻撃の発注者の名前は一人として判明していません。この40人の半分は私の知り合いです」と強調した。

その上で、ハンジュークさんはこう続ける。「誰が、この攻撃を発注したのでしょうか。誰が発注者を隠しているのでしょうか。なぜ、これほどの数の捜査がサボタージュされているのでしょうか。最も積極的な人たちが殺され、動けないようにされている中で、なぜ私たちがこれを我慢しなければならないのでしょうか。どうして、私たちは市民活動に人を誘っておきながら、彼らを守ることができないのでしょうか。私は、全ての犯罪者がいつか摘発され、罰され、断罪されることを信じています。そして、私たち一人ひとりが自由になれることを信じています。心の中に恐怖を抱かなくて良くなる日が来ることを」と強調した。

以前の報道では、アブロシキン国家警察第一副長官は、ハンジューク活動家の攻撃発注者はまだ判明していないと述べていた。ハンジューク活動家の命を狙った者としては5名が容疑者に上がっており、4名は容疑を認めている。もう一人は、関与を否定。

ハンジューク活動家の配偶者であるセルヒーさんは、50日間で彼女が11回の手術を行ったことを述べていた。


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