ロシア軍、ウクライナ東部ヤロヴァの年金受給者が集まっている地点を空爆 死者20人以上
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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は9日、同国東部ドネツィク州ヤロヴァにて年金を受け取るために市民が集まっていた場所を空爆した。20人以上が死亡したことが判明している。
ゼレンシキー宇大統領がXアカウントで報告した。
ゼレンシキー大統領は、「ロシアによるドネツィク州ヤロヴァ町へのあからさまに野蛮な空爆だ。人々に対して直にだ。普通の一般人にだ。彼らが、年金が渡されている時だった。暫定情報で、死者数は20人を超えている。言葉がない…。遺族と近親者皆に哀悼を表する」と書き込んだ。
注:以下の動画には人々の遺体が映っています。
そしてゼレンシキー氏は、ロシアの攻撃には世界の然るべき反応がなければならないと訴えた。
同氏はその際、ロシアは命を壊し続けながら、新たな強力な制裁、強力なダメージを回避しているとし、世界は沈黙すべきでなく、行動すべきだと強調した。その上で同士は、「米国の反応が必要だ。欧州の反応が必要だ。G20の反応が必要だ。ロシアに死を届けるのを止めさせるための強力な行動が必要だ」と主張した。
フィラシュキン・ドネツィク州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍のヤロヴァへの攻撃により、12時30分時点で、少なくとも21人が死亡、21人が負傷していると報告した。
写真:フィラシュキン・ドネツィク州軍行政府長官(テレグラム)