シルシキー宇軍総司令官、ポクロウシク方面のロシア工作員殲滅のために追加兵力投入
ウクルインフォルム
ウクライナのシルシキー軍総司令官は、東部ポクロウシク方面の敵の工作グループの発見と殲滅のために追加兵力を投入する決定を下した。
１２日、コヴァリョウ軍参謀本部報道官がウクルインフォルムにコメントした。
コヴァリョウ氏は、「ポクロウシク方面では、敵が３５回にわたり、私たちの部隊を追いやろうとした。（中略）今もまだ３つの衝突が続いている」と伝えた。
また同氏は、最も激しい活動が観察されているのは、ポルタウカ、ポピウ・ヤル、マヤク、ドロジュニェ、ニカノリウカ、クチェリウ・ヤル、ノヴェ・シャホヴェ、ノヴォエコノミチュネ、スヘツィケ、ロディンシケ、プロミン、ウダチュネ、リシウカ、ズヴィロヴェ、ホリホヴェ、ダチュネの集落周辺だと説明した。
その際同氏は、ロシア軍は数の優位を利用しており、兵員を多く失いながら、少人数のグループでウクライナ防衛戦力の第１防衛線の浸透を試みていると発言した。
そして同氏は、「総司令官の決定により、防衛線を突破する工作グループの発見と殲滅を目的に追加の兵力と装備品が投入された」と伝えた。
なお、同日、ウクライナの国家警護隊第１軍団「アゾフ」は１２日、ポクロウシク方面の指定の防衛線を確保したと発表している。
写真：参謀本部
