ロシア軍の過去24時間のハルキウ州への攻撃で住民6名死亡、8名負傷
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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、29日朝から30日朝にかけての24時間の同国東部ハルキウ州の州都ハルキウと他9つの自治体を攻撃した。これにより住民が6名死亡、8名負傷した。
シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで報告した。
シニェフボウ氏は、「ハルキウ市では、25歳と62歳の女性と33歳の男性が負傷。クプヤンシク市では65歳の男性が死亡、48歳の男性と74歳の女性が負傷。ボロヴァ共同体ノヴォプラトニウカ村では5名が死亡、45歳と85歳の女性と72歳の男性が負傷した」と報告した。
また同氏は、ロシア軍はハルキウ市のシェウチェンキウシキー地区とスロビツィキー地区を無人機2機で攻撃したと伝えた。
同氏はさらに、ロシア軍はハルキウ州に対して、滑空爆弾10弾、自爆型無人機「ゲラニ2」5機、「モルニヤ」1機、FPV無人機4機で攻撃を仕掛けたと報告した。
過去24時間の攻撃で、ハルキウ市では集合住宅2軒、商店、カフェ、自動車洗浄場、自動車3台が損傷、クプヤンシク市では集合住宅、民家が損傷、シェウチェンコヴェ村では企業、非住居型建物2軒が損傷、ノヴォプラトニウカでは商店、自動車が損傷、ピスキ=ラジキウシキでは民家3軒、付属施設2軒、ガレージが損傷したという。
また、国家非常事態庁は、フェイスブック・アカウントにて、30日未明にロシア軍がハルキウ市を無人機で攻撃し、3名が負傷したと報告した。