ゼレンシキー宇大統領、ロシア軍による民間施設への攻撃にコメント
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ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は23日、ロシア軍が無人機352機とミサイル16弾でウクライナ国内の複数地域の民間施設を攻撃したとし、その際の主要な攻撃目標はキーウだったと報告した。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルに書き込んだ。
ゼレンシキー氏は、「イランの核計画施設への攻撃後、モスクワからは多くの騒音が聞こえた。ロシア首脳陣は、『ミサイル爆撃』行為を示威的に非難した。今日、ロシア軍がロシア・イラン製『シャヘド』とミサイルでのキーウやその他の私たちの町・自治体の民間インフラへの全くもってシニカルな攻撃を行った後、モスクワは沈黙している。キーウだけで、5軒の集合住宅が破損した。それは普通の集合住宅だ。現時点で、5名が殺されたことが判明している。さらにその攻撃によりキーウ州ビラ・ツェルクヴァでもう1名が殺されている。そこでは、『シャヘド』が病院に着弾した。遺族と近親者皆に哀悼の意を捧げる」と書き込んだ。
また同氏は、現在救助隊が瓦礫を取り除き、支援を実施していると伝えた。
同氏はそして、「その攻撃は4つの州の施設を損傷させた。昨夜合計で無人機が352機、その内159機が『シャヘド』、ミサイルは16弾だ。暫定情報で、北朝鮮製ミサイルも使われた。大半の無人機とミサイルは私たちの空の守護者によって撃墜された。しかし、全てではない」と発言した。
キーウ市シェウチェンキウシキー地区におけるロシア軍複合攻撃の被害 写真:ダニーロ・アントニューク、キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム
その他キーウの被害 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム