17日のロシア軍のキーウ攻撃による死者数22人に増加 瓦礫の下から遺体発見
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ウクルインフォルム
ウクライナ国家非常事態庁は18日朝、前日未明のロシア軍によるキーウへの大規模攻撃の際に、市内ソロムヤンシキー地区で破壊された集合住宅の瓦礫の下から新たに男性の遺体が発見されたと発表した。これにより、同攻撃による市内の死者数は22人となる。
国家非常事態庁がテレグラム・チャンネルで伝えた。
同庁は、「ソロムヤンシキー地区の部分的に破壊された9階建ての建物の瓦礫の下から、さらに1名の死者(男性)の遺体が見つかった。この住所で発見された遺体は17人となる」とし、「作業は続いている」と補足した。
また、この発表の約1時間前には、同庁は、同住所で見つかった遺体は16人、キーウ全体では21人が死亡、134人が負傷したと報告していた。
そのため、キーウ全体の死者数は現在22人となる。
キーウ市内ダルニツィキー地区の被害 写真:ダニーロ・アントニューク/ウクルインフォルム
キーウ市内シェウチェンキウシキー地区の被害 写真:ダニーロ・アントニューク/ウクルインフォルム
複合攻撃を受けたキーウ市内ソロムヤンシキー地区の被害 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、17日から18日にかけての夜間、同国首都キーウをミサイルと無人機で大規模に攻撃していた。