17日未明のロシア軍によるキーウへのミサイルと無人機による大規模攻撃を受け、集合住宅の一角が崩落した市内ソロムヤンシキー地区では、瓦礫の下から市民1名の遺体が発見された。これで同攻撃による市内の死者数は15人。また瓦礫の下には、4〜14人の人が埋まっている可能性があるという。
トカチェンコ・キーウ市軍行政府長官がソロムヤンシキー地区からのテレビ番組への中継出演の際に伝えた。
トカチェンコ氏は、「現時点では、瓦礫の下敷きになっているかもしれない人の実際の数を述べることは難しい。先ほど、残念ながら、亡くなっている人が見つかった。遺体が引き上げられた。私たちは、今日ここには4人から14人見つかるかもしれないと話している。なぜなら、そのような人数がここで暮らしていて、連絡に出ないからだ」と発言した。
また同氏は、捜索救助作業は極めて困難だとし、生き残っている人々が見つかることへの期待を述べた。
ソロムヤンシキー地区の被害 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム