露軍のウクライナ東部ハルキウ州攻撃で2名死亡、5名負傷
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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍による同国東部ハルキウ州への過去24時間の攻撃で、住民が2名死亡、5名負傷した。
シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで報告した。
シニェフボウ氏は、ハルキウ市で30歳の男性が負傷、チストヴォジウカ村では53歳の女性と31歳の男性が死亡、71歳の女性と33歳と38歳の男性が負傷、ゾロチウ町では28歳の男性が負傷したと報告した。
また、ロシア軍は、ハルキウ市内のノヴォバヴァルシキー地区をミサイル2弾と無人機9機で攻撃したという。

さらに、ハルキウ州内は、非誘導型航空ミサイル22弾、不明のミサイル2弾、誘導航空爆弾1弾、自爆型無人機「ゲラニ2」11機、「シャヘド」11機、「モルニヤ」2機、「ランツェト」1機、未特定無人機1機、FPV無人機5機で攻撃されたと報告されている。
被害報告は以下のとおり。
ハルキウ市:民家2軒、自動車整備工場、電力網、企業の敷地2か所、非居住型建物3軒が損傷。

ボホドゥヒウ地区:民家、付属建築物、電力網、トラクターが損傷。
イジューム地区:民家4軒、自動車2台が損傷。
チュフイウ地区:農業企業、店が損傷。
クプヤンシク地区:集合住宅1軒、民家6軒、付属建築物、電力網が損傷。
ハルキウ地区:民家2軒が損傷。
また、州内ハルキウ方面では、ヴォウチャンシク、カムヤンカ、ヴォウチャンシキ・フトリで戦闘が5回発生、クプヤンシク方面では4回の襲撃が確認されたという。