23日にウクライナ英仏米代表者がロンドンで協議開催=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「スターマー英首相とたった今話したところだ。良い、詳細な対話だった。水曜日にも私たちの代表者はロンドンで作業する。ウクライナ、英国、フランス、米国だ。私たちは、無条件停戦とその後の真の永続的平和の確立を確保するために今後も最大限建設的に進む準備がある」と書き込んだ。
その際同氏は、支援をしてくれているパートナーたちに対して謝意を伝え、無条件停戦が平和に向けた最初の一歩となるべきであり、今回の(20日の)復活祭は、ロシアの行動こそが戦争が長引いている原因であることを示したと発言した。
そして同氏は、スターマー英首相とは欧州の安全保障の形に関する共同作業についても話し合ったと伝えた。
また、ブルームバーグは、23日のロンドンでの協議に、米国からはルビオ米国務長官、ウィトコフ米中東担当大統領特使、ケロッグ米ウクライナ担当大統領特使が参加すると報じた。
報道によれば、米代表団はロンドンにて、英国、フランス、ウクライナの他、ドイツの政権高官とも会談するという。
また、会談の最終的詳細については現在調整中で、まだ変わる可能性があるという。
今回の会談は、先週のマクロン仏大統領が出席したパリでの5か国協議に続きとなるもの。
ブルームバーグは、パリでの協議の際に、米国政権高官は、ウクライナとロシアの間の停戦と平和的情勢解決への道筋の設定に関する合意の潜在的枠組みを提示したと伝えた。その際米国は、和平計画の一部として、ロシアの制裁の一部を解除することや、ロシアによるクリミア支配を公式に認めることを提案していたという。
これに先立ち、17日、パリにおいて、フランス、米国、英国、ドイツ、ウクライナの5つの国の政権代表者が会合を行っていた。