ロシアは停戦の印象を作り出そうとしつつ、前進の試みは止めていない=ゼレンシキー宇大統領

ロシアは停戦の印象を作り出そうとしつつ、前進の試みは止めていない=ゼレンシキー宇大統領

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、20日朝6時の時点でロシアは停戦があるかのような印象を作り出そうとしているが、場所によっては前進とウクライナに損害を加える試みをやめていないと報告した。

ゼレンシキー大統領が、テレグラム・チャンネルにて、6時の時点での前線の状況に関するシルシキー軍総司令官の報告を受けた後に報告した

ゼレンシキー氏は、「復活祭の朝の時点で総じて、ロシア軍は停戦の一般的な印象を作り出そうとはしているが、しかしながら、場所によっては前進とウクライナに損害を加える試みをやめていない」と発言した。

同氏はまた、4月20日朝の時点で複数方面ですでに59回のロシアの砲撃と5回のロシア部隊の襲撃があったと伝えた。同氏は具体的に、作戦戦術群「スタロビリシク」は1回の武力衝突を確認、作戦戦術群「ドネツィク」はポクロウシク方面とノヴォパウリウシケ方面で3回の衝突を確認、またザポリッジャ方面ではステポヴェ地区で1回の衝突が確認され、さらに数十回のFPV無人機の使用も確認されたと伝えた。

加えて同氏は、「(ロシア領)クルスク州ではロシアの火砲攻撃と無人機使用があった。私たちの戦士はあらゆるところで対応している。敵は具体的な戦闘状況でそれを受けるに値する。ウクライナは引き続き対称的に行動していく」と伝えた。

また同氏は、19日18時から20日0時の間にはロシア軍による計387回の砲撃、19回の襲撃があり、290回の無人機の使用があったと報告した。

その上で同氏は、「ロシアは停戦条件を完全に履行すべきだ。ウクライナの、本日24時以降の30日間の停戦実現・延長の提案は引き続き有効である。私たちは、現実の状況に応じて行動していく」と強調した。

なお、これに先立ち、19日、ゼレンシキー大統領は、ロシアが完全かつ無条件の停戦を始めるなら、ウクライナは行動を同様の行動をとるとし、沈黙には沈黙を、攻撃に対しては防衛をしていくとし、本当に完全な停戦が生じるなら、復活祭後もそれを継続することを提案すると述べていた


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2025 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-