ゼレンシキー宇大統領、ロシア軍の大規模空撃による被害を報告

ゼレンシキー宇大統領、ロシア軍の大規模空撃による被害を報告

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ウクライナのゼレンシキー大統領は7日、同日未明のロシア軍による同国エネルギー施設に対するミサイルと無人機を使った大規模な攻撃について報告した。

ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた

ゼレンシキー氏は、「未明、ロシア軍は私たちのエネルギー施設に対して新たな大規模攻撃を実施した。複数地域の様々な施設が攻撃を受けた。オデーサ州、ポルタヴァ州、チェルニヒウ州、テルノーピリ州だ。合計でロシア軍は、約70弾の巡航ミサイルと弾道ミサイルを使用。さらに、約200機の攻撃型無人機も使用した。これら全てが、普通の生活を確保しているインフラに向けられた」と書き込んだ。

そして同氏は、現在、各地で修理・復旧作業が行われていると述べ、また残念ながら、住宅の破損・破壊も確認されていると伝えた。とりわけ、ハルキウ市内では、ロシアのミサイルが住宅の隣に着弾し、人々が負傷したという。

その他同氏は、今回の迎撃戦には戦闘機「F16」とフランス提供の「ミラージュ2000」が投入されたと報告した。同氏はその際、とりわけ「ミラージュ」がロシアの巡航ミサイルに対して優れた成果を出したとして、謝意を伝えた。また同氏は、迎撃戦に参加した部隊も賞賛した。

同氏はその上で、「新の平和の実現の最初の行動は、この戦争の唯一の源泉、つまりロシアに、命に対するこのような攻撃を止めさせることでなければならない。それは、本当にコントロール可能だ。空の静寂、すなわち、ミサイル、長射程無人機、航空爆弾の使用禁止。それから、海の静寂、つまり普通の航行への真の保証だ。ウクライナは平和への道のりを進む準備があるし、ウクライナこそがこの戦争の最初の1秒から平和を望んでいる。課題は、ロシアに戦争を止めさせることである」と強調した。

これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、6日夜から7日朝にかけて、同国に対してミサイル67弾、無人機194機による大規模攻撃を行った。これに対して、ウクライナ防衛戦力は、ミサイルを34弾、無人機を100機撃墜している。

ハルキウのテレホウ市長は、同日朝のミサイル攻撃の際に市内で8名の人が負傷したと報告している。


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