シルシキー宇軍総司令官、大統領に露クルスク州でのウクライナ側陣地の強化を報告
写真
ウクルインフォルム
ウクライナのシルシキー軍総司令官は17日、ゼレンシキー大統領に対して、ロシア領クルスク州におけるウクライナ戦力側の陣地の強化と安定化された領域の拡大につき報告した。
ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今日のシルシキー総司令官の報告だ。まず、トレツィク方面とポクロウシク方面。過去24時間で、私たちの陣地へのロシアの襲撃が数十回あった。しかし、私たちの戦士と部隊は、占領者殲滅と襲撃撃退のためにあらゆることを行っている。状況はコントロールされている」と書き込んだ。
同氏はまた、2つ目の報告はクルスク州作戦についてだったとし、「今朝は、私たちの国ための交換基金への追加がある(編集注:ロシア軍人を捕虜として拘束したという意味)。ロシア軍人を拘束し、それによってロシアにより拘束される私たちの戦士と民間人の解放を近付けている兵士と指揮官皆に感謝している。また、シルシキー将軍は、クルスク州における私たちの戦力の陣地の強化と、安定化された領域の拡大につき報告した」と伝えた。
クルスク州スジャの様子 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム
加えて同氏は、ウクライナ政権は、武器と「強力な決定」によって行動を保障していると指摘した。
その他同氏は、「私たちは、パートナーから私たちの国ための新しい支援パッケージの作業をしている。優先的項目を定めている。大切なことは、ロシアの攻撃能力を制限することと、私たちの長射程能力だ。ウクライナの外交官への関連の指示を準備している」と伝えた。