ウクライナ南部の拉致被害の聖職者、ロシア軍による拷問内容を告白

ウクライナ南部の拉致被害の聖職者、ロシア軍による拷問内容を告白

ウクルインフォルム
ウクライナ南部ヘルソンのウクライナ正教会の聖職者であるセルヒー・チュディノヴィチ氏は、ロシア軍により拘束されていた際に受けていた拷問について告白した。

23日、チュディノヴィチ氏がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

チュディノヴィチ氏は、「私は、ウクライナ軍の工作諜報グループの活動に参加していたとか、私が領土防衛部隊の一員だとかで非難された。もちろん、それらは事実ではない。腕を折られ、私の人生はもう終わったとか、私をバラバラにするとか、殺す、銃殺するなどと言われた。私は別の場所に運ばれ、そこで胸部を棍棒で殴られ始めた」と発言した。

同氏はまた、水を与えられず、トイレにも行かせず、足で蹴られ、首を絞められ、手を後ろ手に縛られたとし、また尋問の際は、水の代わりにウォッカを飲まされたと説明した。さらに、ロシア軍は、彼の家族にも手を出すと脅迫したという。

同氏は、その後、ジーンズと下着を脱がされた上で、棍棒で「強姦する」と脅され始めたという。同氏は、パニック状態に陥り、その後、売国行為への協力を求められた際に、同意してしまったと伝えた。

そして同氏は、そのことを今になって非常に屈辱だと思っており、起きたことを全て公開することに決めたと伝えた。

同氏は、「私は、彼ら(編集注:ロシア占領当局者)の人々へのひどい扱いや、彼らが人々に『よくしてくれた』とか『暴力など全くなかった』と言わせる動画を作っていることを、一人一人の人が知って欲しいと思っている」と発言した。

その後同氏は解放されて、1週間これまで同様に過ごしたあと、ヘルソンからの脱走を準備し、4月6日に同氏は政府管理地域に移動し、そこで警察署で出来事について報告を行ったと伝えた。

その他、24日、人権保護団体「ズミナ」は、ロシア占領者が拉致したヘルソン州の親ウクライナ的として知られる記者のセルヒー・ツィヒパ氏が親露プロパガンダを口にする動画を公開したと発表した

発表には、「記者であり、反テロ作戦退役兵であり、市民団体『カホウカの拠点』の代表であるツィヒパ氏が、ヘルソン州ノヴァ・カホウカにてロシア人に拉致された。彼は生きている。占領者は、彼の動画を公開した」と書かれている。

動画はユーチューブやテレグラムのロシアのプロパガンダ・チャンネルにアップロードされたという。

ズミナは、その動画の中でツィヒパ氏が「ウクライナ軍の疑わしい作戦」について語っているとし、同氏のことは「ロシア側に寝返ったウクライナ軍特別作戦軍司令部の高官」として紹介されていると報告した。

ツィヒパ氏を知る人々の一人である記者のオレフ・バトゥーリン氏は、ツィヒパ氏はそのようなことを話す人物ではないとし、「間違いなく、彼には『何かが行われた』。彼が生き延びる必要があったのだろうとだけ想像できる」と指摘した。

ツィヒパ氏は、ノヴァ・カホウカにて3月12日に拉致され、その後4月22日にまで彼の消息は一切わかっていなかった。

なお、ウクライナ南部ヘルソン州とザポリッジャ州の一部地域は、2月24日以降、ロシアにより占領状態が続いており、ロシア軍人よる地方自治体関係者、記者、教師、活動家、聖職者などへの拉致、略奪、拷問などの被害が相次いでいる。


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