4か国がすでにウクライナの安全保証国になる準備あり=ゼレンシキー宇大統領

4か国がすでにウクライナの安全保証国になる準備あり=ゼレンシキー宇大統領

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、現時点でウクライナの安全保証国となる準備を示しているのは、英国、米国、イタリア、トルコだと述べ、同時にこの数はさらに増えるだろうと発言した。

ゼレンシキー大統領がウクライナの報道機関へのインタビュー時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「今日、準備があると示している国だが、今のところ、紙に私たちと署名している国はない。その準備を示しているのは、英国のボリス・ジョンソン氏、米国、イタリア、トルコだ」と発言した。

同氏はまた、欧州連合(EU)からも別途保証国が現れるだろうと指摘した。同氏は、「私は、EUからも個別に現れると思っている。なぜなら、ウルスラ(フォンデアライエン欧州委員会委員長)や、シャルル・ミシェル(欧州理事会議長)氏とそのことについて話したからだ。ポーランド、フランス、ドイツだ」と強調した。

さらに同氏は、安全保証に関する最初に対話を行う国は、英国、米国、ドイツ、フランス、ウクライナの5か国となるとし、その後他の国が加わっていくと伝えた。

その上で同氏は、「それは生のプロセスであり、私は、私たちは1週間後、10日後ぐらいには5〜7か国から、返事を、何らかの具体的な内容を受け取ると思っている。なぜなら、この保証問題は複雑だからだ。私たちが欲しいものと私たちに与える準備があるものの話である」と発言した。

これに先立ち、3月29日、トルコのイスタンブルにて、ウクライナとロシアの和平協議が開催された。ウクライナは、同国の安全を保証する国際合意へ国連安保理常任理事国などの国々が署名し、合意が各国国会で批准されることや、15年間のクリミア問題の協議実施を提案している。

協議後、ウクライナ代表団の一人のアラハミヤ最高会議議員は、安全保証合意はウクライナのための安全を具体的に保証するきちんと機能するメカニズムでなければならず、保証国に、北大西洋条約機構(NATO)条約第5条に似た、義務の生じるもので、しかし、侵略があった際には、3日以内に協議を実施し、支援を提供するというものだとし、軍、武器、空の封鎖などの軍事支援の形を取り得るものだ、と説明した。

さらに同氏は、国連安全保障理事会常任理国、英国、中国、ロシア、米国、フランス、トルコ、ドイツ、カナダ、イタリア、ポーランド、イスラエルを潜在的安全保証国と見ていると発言した。

写真:大統領府


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用は検索システムに対してオープンである一方、ukrinform.jpへのハイパーリンクは第一段落より上部にすることを義務付けています。加えて、外国マスメディアの報道の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びキャリー元マスメディアのウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。オフライン・メディア、モバイル・アプリ、スマートTVでの引用・使用は、ウクルインフォルムからの書面上の許可を受け取った場合のみ認められます。「宣伝」と「PR」の印のついた記事、また、「発表」のページにある記事は、広告権にもとづいて発表されたものであり、その内容に関する責任は、宣伝主体が負っています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-