オデーサ市のエカチェリーナ2世像撤去

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28日夜、ウクライナ南部オデーサ市では、エカチェリーナ2世の銅像が撤去された。なお、現在の銅像は、2007年に設置されていたもの。

地元ニュースサイト「ドゥムスカヤ」がテレグラム・チャンネルで伝えた

投稿には、「朝から作業員がエカチェリーナを隠していた木棺を撤去し、撤去に取り掛かった」「ロシア皇帝エカチェリーナ2世の像は撤去された」と書かれている。

また、ティモシェンコ宇大統領府副長官もテレグラム・チャンネルにて、同撤去の写真を公開した。

その他、同日、ロシア帝国の将軍アレクサンドル・スヴォロフの銅像も撤去されたと報告されている。

これに先立ち、11月30日、オデーサ市議会は、エカチェリーナ2世とスヴォロフの銅像の撤去と博物館での保管、また今後設置される「帝国・ソヴィエトの過去」公園への移動を決定していた。

また、同決定の前には、オデーサ市民による電子投票による意見調査が行われていた。同調査の結果では、過半数がエカチェリーナ2世の像の現在の設置場所からの撤去を支持していた。

写真:ティモシェンコ宇大統領府副長官(テレグラム)